数年前からサラリーマン副業が流行っています。
今は色々な副業(複業)があるようです。
ちょっと気になることを耳にしたので、本日は「副業について」をお送りします。
連絡取れない
家族で何度か遊んだことのある、夫の職場の後輩くんが私に連絡していたようです。
私に連絡しているけど、コンタクトが取れないと夫に相談がありました。
仕事の都合上、個人LINEでは、自動追加できない設定にしています。
「何だろう？」と思い、QRコードを送ってもらい、こちらから連絡しました。
後輩くんってどんな人？
この後輩くん、夫の会社のグループ会社に居た方で、いまは既に別会社に転職しています。
本人は良いと思って、ワンルーム新築マンションに投資をしていたり、
焼き肉屋さんを投資家数人で出し合って、
共同出資しているような投資話を以前、5年以上前に聞いたことがありました。
外出自粛が続いたので暫く会ってはいません。
投資していたことは聞いていましたが、ワンルームマンションが実際に儲かっていたのか、
その後売却したのか等は、一切聞いたことはありません。
今回の目的
彼は新築ワンルームマンションを持っていて(今も持っているかどうかは不明)、
私も不動産を少しやっているとチラッと話していたので、不動産繋がりとでも思ったのかしら？
私の中では、ワンルーム投資と1棟投資は、全く別の投資です。
連絡をすると、一気に要件を送っていました。
内容は下記でした。
「副業や本業でもいいので、ワンルームマンションの営業をしたい人を探していて、
誰かやれそうな人を紹介して欲しい」とのこと。
そして「成約報酬は1ルームの契約で、○○万円のフィー」と言っていました。
(エリアや設備のレベルによっても違いますが、おおよそ仲介手数料の約30～40％)
仕組み
知り合いでワンルームマンション販売の人がいて、協力することなったのでしょう。
或いは、個人事業主の業務マッチングサイトで募集されていて知り合ったのか？？
もっとライトにSNSかは不明です。
どんな仕組みで、2人の目的とメリットはなんでしょう・・？！
◆不動産営業マンの場合
・目的：不動産屋さんは歩合制なので、契約を取らないと給与が増えない。契約数を稼ぎたい。
・メリット:当たれる客を探す先には限界があり厳しい。既に当たれる先は底をついている。
売買契約等の事務手続きのみをこない、客づけを副業の人に外注するイメージ。
顧客開拓より、遥かに契約事務手続きだけをおこなっている方が、労力が軽い。
顧客を連れてきてもらい、事務手続きのみという非常に楽な業務である一方、
契約には宅建のライセンスが必要なので、手数料を約半分、手にすることができる。
◆後輩くん
・目的：タダで人材探しをしないでしょうから、紹介すると人数分か成約数のフィーを貰っている
・メリット：不動産は金額が大きいので、 1つ売れた時の手数料(副業収入)が高くて、副業として魅力的。一方、人の紹介だけで、自分は誰かに物件を売っている訳ではないので、恨まれるリスクが少ない。
きっとこんな仕組みになっているのでしょう。
なぜ私に？
本業柄の繋がりや、不動産に関心のある人が周りにいると思い、
きっと私に声掛けしてきたのでしょう。
いや、それこそ人材紹介の業務委託的な感じではないですか‥。
私が有料職業紹介事業の許認可を取っていれば、有料人材紹介です(笑)。
それなのに私からの紹介に対するフィーは何もない？？
まあ紹介料は要らないし、そもそも理念に合わないので協力しません(即お断り済み)。
儲かっている中小企業の社長の友人がいますが、
節税対策で既にワンルームマンションに投資していたり‥。
サラリーマン相手の友人や知り合いに新築ワンルームを売る目的で、
副業営業マンを紹介したり、ワンルーム投資全般に関わりたくないのが本音です。
私は不動産投資をしてきましたが、ワンルームや区分は一切おこないません。
理由は、似て非なるものだからです。
新築ワンルーム投資は利益をほぼ生まないし、大して税金対策にもならない。
むしろマイナスになり、経営が成り立たないというのが一般的です。
資産が潤沢な資産家のご家庭なら、相続対策として有効です。
高い報酬にはワケがある
高報酬だけ見ると、とても魅力的だと思います。
一方、転職同様に業務内容はしっかりと見極めたいものですね。
ワンルームマンション営業は、サラリーマンに対して、
あの手この手で契約へと落とし込むイメージが強いです。
手法をしっているだけに、何だか「ゾッ」としました。
自分の意向に合う内容なのか、確認したいですね。
内容をしっかり把握せずに業務に取り組むと、特殊詐欺と似たような状況になってしまいます。
取引相手に対して、恨まれ、憎しみやを持たれたくないものです。
まとめ
あなたの副業の目的は何ですか？
私の場合、副業をするのであれば、自分のスキルアップに繋がったり、
できれば相手に喜ばれることをしたいと思ってしまいます。
次の仕事が見つかるまでの繋ぎや、減額された給与の補填という意味でも、
業務を通して、恨みは買いたくないものですね。
相場より高い報酬や時給には、
その裏にあるワケ(理由)を考慮してから、取り組むことをお薦めします。
少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
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