変わりつつある希望要件、働く側&雇う側の今後の見据え方。

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これまでは、IT関連職種や一部の外資系企業で導入されていた「テレワーク」。

2017年頃より、日系企業の中でも働き方を意識した、

「テレワーク」や「フリーアドレス」が一部の会社で導入され始めました。

そして緊急事態宣言以降、導入されていなかった会社でも、テレワークが進みました。

大手のみならず、中小企業のテレワークも促され(私も導入サポートをしました)、

一気に広がっていきました。

働き方が変わる中、求職者の希望要件も変わってきています。

本日は、働く側&雇う側のこれからの見据え方についてご紹介します。

 

 

フリーアドレスとは?

まず「フリーアドレス」について、あまり詳しくない方向けに、簡単に説明させていただきます。

 

自席がない

フリーアドレスでは、自席(固定席)がありません。

出社当日の朝、自分でデスクを確保します。

会社によりますが、○○部△△課はこの辺り等と決められているところもあります。

業務で確認したいことがあった時、

近くで聞けたり、すぐに連携できるため、「効率が良いから」という理由です。

(ただテレワークに慣れてしまえば、オンラインで確認でき、用が済んでしまうことが多い)

また朝の時間帯に席を探すために時間を割いては、無駄な時間を過ごすことになりかねません。

そのため出社する人の中で、当日の朝にランダムに席が決められている会社もあります。

 

 

コスト削減

フリーアドレスは、テレワークとの「併用」が前提です。

1人辺り、週に数日の出社となるため、基本全員が一度に出社することはありません。

つまり全員分の席数は要らない。

するとオフィス面積がコンパクトになり、事務所費用の削減に多いに貢献します。

またテレワークをすることで、紙ベースの書類のオンライン化が進み、

社内外で保存すべき書類を保管する棚、倉庫のスペースが一気に削減できます。

オンラインの書類になれば、紙代・インク代、契約書関連の印紙代の削減にも繋がります。

 

 

テレワークとは?

テレワークは、もうすっかり馴染みましたね。

PCを使用して、場所や時間にとらわれない働き方を言います。

感染症の際には外出を自粛する必要があり、

テレワークの中でも「在宅勤務」をしていた方が多かったですね。

接続は自宅のWifiを使用したり、VPN接続することが多いです。

 

 

事務職以外では・・

事務職の場合、テレワークは簡単にできそうです。

事務職と対照的な職種といえば、「営業職」。

営業職でも、テレワークが可能です。

クライアントとの打合せや商談は、オンラインが基本。

でもクライアントの中には、オンラインではなく、直接会うことを希望される方もいます。

この場合、自宅から直行直帰の対応でクリア(オフィスに出社しない)。

営業職のオンライン打合せや商談は、営業交通費や宿泊費含み出張費用が削減されるため、

会社のコストカットにも繋がっています。

 

 

ワークスペース契約

職場に出社はしないものの、コワーキングスペースを法人契約している会社さんも多いです。

家族が自宅にいたり、自宅では集中できないという方等、色々なご事情があると思います。

また感染症以降、小規模なサテライトオフィスを設置している会社さんもあります。

 

 

希望条件トレンド

就職活動をしている新卒の方の中で、

「テレワークをできること」を要件としている学生さんが増えています。

就活で「テレワーク」重視は6割 入社後の人間関係構築には不安も:制度あれば「利用したい」8割 – ITmedia ビジネスオンライン

また子育て中のママ・パパは、できるだけ「在宅勤務が希望」という方が多いです。

感染症の影響で、子供の保育園や学校が急な休みになることがありますが、

休みの連絡は大抵、前日の午後以降だったりします。

急な場合でも、業務を在宅勤務に切替えておこなうことができれば、とてもありがたいですね。

往復通勤時間がなくなり、周りの方々に左右されることなく自分のペースで業務を進められます。

転職希望者の半数「テレワーク可が重要条件」――調査で判明:doda調査(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

友人の事例

感染症以降、友人の職場ではほぼ在宅勤務でした。

しかし昨年11月に「まんえい防止」が解除され、

週に2・3日出社するように、会社のルールが変わりました。

この時期から、これまでテレワークしていた会社でも、出社を促すところがチラホラ‥。

楽天さんが話題になっていましたね!

楽天は週4日出社へ…コロナ後の働き方が企業の明暗を分けるワケ(webマガジン mi-mollet) – Yahoo!ニュース

友人は小学生の子供がいて、できるだけ「在宅勤務ができること」を希望。

職場の「週に2・3日出社のルール」は変わらないことが分かったため、

これまでのスキルを活かしながら、「フルリモート(在宅勤務)」を条件に転職活動を始めました。

 

 

すんなり見つかる

出社が増えた会社がある一方、ほぼリモートやフルリモートの会社も増えています。

友人は転職活動を開始して2~3週間、すんなり次の職場が見つかりました。

 

 

難しい職種もある

テレワークが現実的に難しい職種もあります。

例えば、医療現場に関わる方、スーパー等の小売業、マッサージや指圧・針灸の業界。

また保育園や公立の学校関連、建築現場。

いまは難しい職種も、今後は一部、変わっていく可能性もあるかもしれませんね。

 

 

これからを見据える働き方

キャリアプランを考える時、欠かせないのが「ライフプラン」との融合です。

20代の若い時に「将来のライフプランを考えること」は、なかなか難しいかもしれません。

しかし、いかに早く「今後のライフプランを考えたか」の差は出てくると思っています。

40代より30代がベター、更に20代や学生の方がベター。

早いに越したことはありません。

けど遅いこともなく、「気がついた時」が考え時です。

それぞれの職種にどのようなキャリアパターンがあり、将来的にどんな働き方が想定できるのか。

そして自分が望む働き方と合致できているか?

今から「今後をどう見据えていくか」を想定できれば、将来はきっと変わることでしょう。

 

 

企業が見据える今後

少子高齢化もあり、人材不足は続いています。

また欲しい人材が採用できなかったり、希望するような若年層からは問い合わせさえない、

そんなが状況ではないですか?

お目当ての若い方が望む希望条件と、御社の募集要項や条件は合致していますか?

希望の人材を確保したいと思うなら、学生さんや若年層求職者の要件トレンドは抑えましょう。

「うちの会社では難しい」ではなく、できるところから、すぐに変えていきましょう。

意外と変えられることが多いことに、気がつくことでしょう。

フットワークの軽い中小企業は、採用に苦労することもないですし、

活気があり職場の雰囲気はとても良いものです。

 

 

まとめ

一度、現時点での自分のキャリア&ライフプランを作成してみましょう。

ノープランはお薦めしておりません。

ライフプランが把握できれば、自分にとって何がベターか、自ずと見えてきます。

また、人生は思い通りにいかないものです。

適宜、修正していきましょう。

雇う側の会社も、現状を把握して、戦略的に行きましょう。

修正や応用は効かせられます。

フットワークの軽い会社は、活気があり、業績が良い会社が多いもの。

そして更に好循環。

働きやすくて退職者がでない、採用する必要もない。

「良いサイクル」が続いていくものですね。

 

 

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