前回は前編として、「評価される、履歴書・職務経歴書の書き方 ~ 気をつけるべきこと5選 ~」
についてご紹介しました。
本日は「4つのアピールポイントの探し方」についてご紹介します。
自己PR書けない‥
いざ自分の自己PRを書こう思うと、「書けない‥」というご経験やお悩みはありませんか?
・自分の強み、アピールできることってなんだろう。
・書こうと思うと、自分のアピールできところが分からなくなってしまう。
評価される書き方には工夫が必要です。
ポイントを押さえて、効率よくアピールできることを見つけましょう。
忙しいママにとっては無駄な時間や労力は省きたいもの。
それでは「アピールポイント見つけ方、4つの確認方法」です。
どんな人?
1つ目は、「どんな人?」です。
これはあなたがどんな人ではなくて、
まず「会社がどんな人を欲しているか」を確認することから始まります。
・会社が欲しいと思っている人物像
・どんな人が社風に合っているか
・採用したいタイプを知る
◆見つけ方
前回おこなった、「会社を知る」でご紹介した、求人広告やHPを活用して、
「会社に対する理解」を深めていれば、企業が求める人物像や、
どのような雰囲気がその会社の社風に合っているかが見えてきます。
そして会社が「採用したい」と思う方向へ自分を寄せ、押し出してアピールします。
どこ?
2つ目は、「どこ?」です。
自分のアピールポイントが分からない。
自分の経験で売りにできること、役に立てることを考えていきます。
◆見つけ方‥A
自分の過去を振返り、
今までの経験+これからの経験、自分の性格も含めて考えてみます。
じっくりと過去を思い返し、どんな気持ちだったか等、
自分の感情や気持ちを思い出しながら、確認していきます。
◆見つけ方‥B
“ 自分にできること・得意なこと ”⇒ “ その会社にとっての利点・メリット ”へ繋げていきます。
他の人とは違う何ができ、どんなことをその会社に貢献できるかをアピールします。
ダイレクトな表現をすると、
「私を採用すると、御社にこんな利点があります。だから採用してください」
というような内容です。
過去の経験の振り返りや得意なこと、強みを確認するために、
キャリアアドバイザーにご相談してみるのも一つの手です。
初回無料や、無料の範囲で使えるところもあるので、上手くご活用ください。
リンクを貼っておきます。
◆キャリア相談
初回無料や、無料の範囲で使えるところもあるので、上手くご活用ください。
計画性
3つ目は、「計画性」です。
何事も未計画や、その場しのぎはご法度です。
変化の激しい今の状況下、転職直後だけでなく、
数年後、10年後、20年後、
自分の“ キャリア&ライフプランのイメージ ”をしっかり持っているかどうかも見られています。
そして長期に渡り、会社に貢献し続ける姿勢と、見合う人材であることをアピールします。
企業側からすると、入社したは良いですが、すぐに辞められてしまっては、
時間・費用のどちらも無駄にすることになってしまいます。
先方はその人に対して人件費を投資して、結果が出るかどうかもしっかり見てみます。
なぜ?
4つ目は、「なぜ?」です。
他社ではなく、なぜその会社なのか。
その会社を志望する理由も必要です。
同業他社との違いをご説明するために、
私が基本としている大きな括りは下記の3つに分かれます。
・企業理念・昔から大切にしている志
・戦略・考え方ややり方
・社風・雰囲気
どれで攻めるのが良いのか、求人要項やHPから、読み取ってみて、検討してみてください。
注意点
最後に注意点を2つ、補足しておきます。
◆1つ目:会社へ依存する考えはNG!
今の時代、会社へ依存しきる考えは好まれないので、表現にはお気を付けください。
◆2つ目:“ てにをは ”に気をつける
社会人として、教養・表現力やを試されます。
(私も誤字脱字が多くてすみません‥)
始めにストーリーを持って描いていくこともポイントです。
補足
採用担当者も人の子です。
対面の面接では、始めの「第一印象」がとても大事だと言われています。
けどこれは会わなくても、面接に限ったことではありません。
書類選考の時点においても、まずはフィーリング。
「この人に会ってみたい」や「この人が欲しい」と思ってもらうこと。
面接のみならず、書類上でも第一印象はたいへん重要です。
「最初に心を掴む!」ということを意識してみてください。
まとめ
採用担当者が関心を持つ、
「評価される履歴書・職務経歴書の基本の書き方」をご紹介しました。
業界・業種によって、特殊なケースもありますが、基本はあまり変わらないです。
自分のアピールできることを探そうとしてばかりだと、
残念ながら、自己中心的な独りよがりな履歴書になってしまいがちです。
会社が欲する、求めている人物像を抑え、
採用担当者の視点で書いてみると、これまでとは随分違う書類が出来上がると思います。
是非一度、お試しください。
転職・復職をご検討されている方のお役に立てると、大変嬉しいです。
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