本日は人材会社の担当者との「相性」と「当たりハズレ」。
その対処法についてご紹介します。
内部の状況を理解して、人材会社を上手にご活用いただければと思います。
自分で決められない
人材会社に関わらず、他の業界でも共通すること。
それは「担当者によって当たりとハズレ」があるということ。
美容師さんのように、「指名制度」があれば良いですね。
しかし現状、求職者が担当者を自ら指名して決めることはできません。
役割
人材会社では、社内で役割が分担されていることが多いです。
主にクライアントを担当し、新規開拓する外勤営業。
求職者さんの始めの対応をする(クライアントやり取りもあり)、内勤営業さんがいます。
会社によっては、1人で全て対応しているところもあります。
◆外勤営業担当:主にクライアントを担当。選考に進んだ後は求職者さんと直接やり取り。
◆内勤営業担当:主に求職者さんの始めの担当。案件と求職者のマッチング。事務手続き。
*会社によって外勤・内勤の業務の棲み分けが異なります。予めご了承ください
担当者によって異なる能力
例えば家を探す時、営業さんによって知識量や対応力が違います。
同様に人材会社でも、人によって対応力は千差万別です。
人材会社の場合、具体的にどんなことができる担当者が「当たり」なのでしょうか。
◆外勤営業:
・クライアントへ売り込む能力が高い。
・クライアントニーズの把握力、関係構築ができる。
・求職者に対する、クライアントに合致した面接対策・応募書類の助言力。
・年収や条件の交渉力(年収は能力によって幅がある)がある。
◆内勤営業:
・求職者の自分の経験、希望する職種の把握力(優先順位を含め)。
・求職者の希望の条件と募集案件のマッチング度合いや精度が高い。
・コミュニケーション力と効率の良さ。
他にもレスポンスの早さ、説明の分かりやすさ等。
全てが完璧でなくても、きちんとやり取りができる、普通以上であれば良いと思います。
担当者と相性が合わない
タイミングが合わなかったり、やり取りで不快な思いをする担当者はどの世界にもいるものです。
例えば・・
・相手に悪気がなくて、頑張っている感があっても、いつも空回り
・こちらの要望を伝えているのに、伝わらない(分かったフリはする)
・同じことを何度も伝えているのに、伝わっていない
・対応に少し雑さを感じ、不快な思いをする
注意喚起をしても、改善されないベテランも中にはいます。
その場合、継続が難しそうであれば、最後は担当者を変えます。
対処法
担当者には相性があることをご理解いただければ、お分かりになりましたでしょうか。
求職者さんにとっての対処法、それは「掛け持ちでリスク分散」です。
【対処法】
・複数の人材会社に始めから登録し、平行して転職・求職活動する
・状況に応じて担当者を変えてもらう
2つ目の「状況に応じて担当者を変えてもらう」については、そこまでに至る過程でストレスや手間が掛かることでしょう。正直、その過程が面倒だと思います。
求職者の目線で考えると、始めから複数社に登録し、平行して転職・求職活動が効率的です。
相性が合わないと思った会社では、探さなければ良いのです。
また相性の合わない担当者の場合、もし選考に進んだとしても、内定まで上手く契約を纏められない可能性も高いです。
まとめ
人材会社としては、「自社で探して欲しい。自社から紹介したい!」という思いがあります。
ただ求職者の目線で考えると、始めから複数社に登録し、平行して転職・求職活動が効率的です。
たくさん登録しすぎると、やり取りが増えてしまい大変です。
始めは3社くらいに登録して探す。
そして暫くの期間動いてみて、見つかれなければ、段階的に登録の会社を増やしていく。
(始めの3社で良いご縁があれば、そこで転職活動終了)
これが個人的にはお薦めです。
少しでも皆さまのご参考になれば嬉しいです。
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